家の図面が形になっていく~まるでプラモデルの中にいるみたい

週末になると毎週のように、飽きもせずに子どもたちを連れて、時には妻も参加して家族4人で家を見に行く。
家の中に入っていく僕は、模型の中に入っていくようなワクワク感があった。

棟梁も僕のことを待っていてくれて、図面には表しにくい、細部の打ち合わせや僕のイメージを確認してくれる。

例えばリビングの床の位置より40センチメートル高くなっている1階食堂の窓の大きさを、図面よりも1ランク長いものにして、位置も変えたらどうか、という提案があった。
その時は、窓を取り付ける壁の位置に、実際の床の高さと窓の高さをケガキ線をいれてもらい、窓を図面より20センチ長くした。

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他にもキッチンと廊下を結ぶ壁のうち、柱の入っていないところは、棟梁と一緒に幅を確認しし、結果として壁をつけずに、広く取った。
そこには冷蔵庫を置くことになるので、ちょうどいい広さになった。


 また2階の窓は安全上、床からの高さが90センチ以上あった方が良い、と棟梁からアドバイスがあった。
図面では83センチだったそうである。
残念ながら図面では、2階の床からの窓の高さは読み取れなかったし、読み取れたとしても、僕は問題があるとは思えないだろう。
特に小さな子どもがいる場合、2階の窓の高さは大切と教えてくれた。


 一方で押入れの高さは、もし布団の上げ下ろしをするのなら、90センチではなく、83センチの方が、腰への負担が軽くていいそうなのである。
我が家の1階寝室は布団を敷いて寝る予定だったので、押入れ位置は合わせてもらった。


 ある時は監督から電話が入り、脱衣室に置く予定の洗濯機の水道が、窓が大き過ぎて取り付けられないから、一回り小さいサイズにしてもいいか、という問い合わせがあった。
もとより、脱衣室の窓なんて曇りガラスにして普段開けることはないのだから、それは構わない。
脱衣室の窓を小さくすることと、食堂の窓を大きくすることで、予算はチャラにしてもらった。

 棟梁の仕事振りはまじめで、人柄も良く、申し分なかった。この棟梁と出会って、不安は期待に変わり、「いい家ができる」と次第に確信を持つことができた。

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